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嵐 | Aぇ! group

Endless SHOCK Eternal 観劇後の感想

堂本光一プロデュースのSHOCKシリーズ

ついにEternalを観劇した後、そのまま感想を綴ってます

帝国劇場『Endless SHOCK -Eternal-』

前情報は何も入れず初めてSHOCKシリーズの観劇でした。

コウイチ率いるオフブロードウェイのカンパニーがShow must go onの精神でブロードウェイを目指すと言ったざっくりとしたあらすじしか知らずに観劇したので、解釈違いもあるかもしれませんが、一個人の感想なので悪しからず。

今回のeternalはそんなSHOCKから3年後のお話です。

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今回、コウイチのライバル役はショウリでしたが、年齢やキャリアの差から対等のライバルというよりはコウイチの背中を追い続けた若き次世代のスターという印象でした。

それは実世界のジャニーズにおいての堂本光一佐藤勝利の立ち位置にもすごく重なりました。

ジャニーさんから愛され、ジャニーズのエンターテイメントを継ぐものとしての使命を持った2人という印象がとても強く物語に深みが増したなと思いました。

最後の方でショウリが「コウイチは自分が消えていくことを知りながら走り続けた」と言ったセリフがありましたが、これはもう完全に堂本光一佐藤勝利の事にしか思えなかった!

舞台自体めちゃめちゃ運動量が多く年齢なども考えると光一がSHOCKシリーズを演じ続けれる時間はもう少ないのかもしれないと思いました。

また、ジャニーさんから演出やプロデュースを直に学んできた光一のようなジャニーズタレントは当たり前だけどどんどん少なくなっていく。ジャニーさんから教わった者が、ジャニーズイズムを下に引き継ぐようになった。という2つの意味がコウイチは消えていくというセリフに重なりました。

ドリボのプロデュースに関わるようになったり、若いJr.をSHOCKに出したり、次世代のスターになるであろう勝利くんやキタミツをライバルに迎えたのは光一自身が消える前に後輩たちに教えたい事、伝えたい事があったからなのかなと思うと観劇しながらグッときました。

勝利くんは対等のライバルというよりコウイチに必死に食らいついている若きスターのようでした。その関係性がこの引き継ぎたいという想いを私の中では濃くしました。

光一にとっても兄さんであったSMAPの解散、親友の長瀬くんの退所、V6の解散などが続き後輩の嵐も活動停止。カウコンで気付けば自分達の下はNEWSだったり同世代がグループ活動をしていない状態だからこそ、自担じゃないのに出来るだけ長くステージに立ち続ける光一、KinKi Kidsを観ていたいなと思わされました。自担にその背中を見せ続けてほしい。追いかけ続けさせて欲しいと思いました。

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和の美しさ

ジャニーさんはアメリカのショービジネスに影響されていた事は有名。でも、和太鼓だったり和のエンタメを大切にしていました。

私も海外に長く住んでいてブロードウェイだったり、アメリカのショーエンターテイメントはいくつか観たことあります。

でもSHOCKを観て、やっぱり和太鼓はかっこいいなと思いましたね。和太鼓だったり扇子だったり日本のエンターテイメントって本当に日本にしかないというか、唯一無二な美しさと力強さがあって、今回の全体を通してもそれが際立って見えました。ジャニーさんが和のエンタメを大切にした気持ちにすごく共感しました。海外に住んでいたからこそわかる日本文化の美しさを再認識した感覚です。

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演目について

ショウリがメインで歌う演目はコウイチの演目とは違ってもっとロック調?な曲が多くて意外でした。勝利くんがそういう曲をやっている印象が無かったから。でも自分より大人なコウイチに歯向かいながらトップに上り詰めようとしているショウリがロック調な曲をやるのは、ロックが大人や社会への不満などから生まれた文化だから、それがコウイチとショウリに重なる気がして納得もしました。

 

2幕間の最初の曲 Dead or Alive

めちゃくちゃマイケルジャクソンのスリラーっぽい!この振り付け絶対にTravis Payneでしょ!と思ったらやはりそうでした。光一がインスタのストーリーズでTravisの振り付けと書いてました。曲も振り付けも演出もめちゃくちゃマイケルジャクソンオマージュが多かったですね

 

最後の和の演目と殺陣

すごく好きでした。先ほども書いたように和のエンタメって本当に力強く美しく、客席に迫力がビシビシ伝わってきました。

命を削って舞台に立っているなんて表現を聞いたりしますが、殺陣のシーンはまさに命削ってるなと思いました。かっこよくて圧倒されて、1幕が終わっても少し動けないほどには圧倒されました。

SHOCKの名物でもある階段落ちや命綱無しでのフライングは和の部分にワンシーンでしたが、どちらもとても美しく滑らかでした。

以前関ジャムで松潤がライブの演出について、すごい演出をしてもそれを長く見せると、その演出の凄さを見せているだけになってつまらない。面白い演出こそ短くギュッとした方が印象に残ると言っていましたが、階段落ちやフライングが正にそうでした。ギュッとコンパクトだけどインパクトは絶大。そして何より美しい!特にフライング、命綱なしのも傘を持ってのも、どちらもすごく姿勢が綺麗で飛んでいるというより中に舞っていて美しかった。あ、そっか、光一って王子だったなと思わされました。

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観劇後のカフェでスマホでばばーっと書いたのでまとまりもないですがこれが私の感想です。

勝利くんがライバル役のキャストでのeternalが観れてすごく良かったなと思いました。

そしてやっぱり光一はすごいなと。21歳から座長として立ち続けた光一の背中は大きくかっこよく、いつまでも後輩たちにその背中を追い続けさせて欲しいと思いました。