晴れ舞台はいつも雨

嵐 | Aぇ! group

THE GREATEST SHOW-NEN第12回公演【大暴力】考察+感想 《第3弾》

2022年5月14日(土) 放送の「大暴力」の感想や考察第3弾です。

もう今週で終わっちゃうのかな?今回もギリギリに先週の感想まとめました。

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オープニングシーン

榊は振られたりしたことなさそう。ある程度人気者だったり、周りからちやほやされて生きてきたんだろうなって思う。だから愛の酷薄のセリフが理解できないし、ナットが表では榊に対していい顔するのもわかる気がする。

ナットの「マジで興味ない」はやばすぎた。すごくリアル。本人がいる前では相手に興味あるというか仲良いふりしてる方が自分の立ち位置が楽になるからそういう振りしてるんだなって感じ。ナットと高本はそういうタイプなんだと思う。

僕気をつけてますよねってナットにいう高本も、否定しないナットもお互いの事なんてどっちでも良くて味方ポジションの人がいた方がいいから、お互い自分のメリットのためにお互いを肯定してあげてる感じ。

三城平は沸点が低いけど、このアイドルグループでどうにかやっていこうと思っていそう。三城平がいるからこのグループはまだグループとして活動できてるんじゃないかな?最初の週も思ったけどやっぱり何でこの6人はアイドルグループとして活動してるんだろう?6人で成し遂げたいこととか夢や目標はあるのかな?

グレショーの稽古シーンで誰かが悩んだりした時に手を差し伸べたり、解決するまでゆっくり待ってあげたりそれぞれの仕方でサポートし合ってるAぇを見てると、彼らが演じてるあのアイドルグループはメンバーや持ち歌は同じでもAぇではないんだなってすごく思う。大暴力の中のグループは他のメンバーがつまづいても手を差し伸べることはしなさそう。

 

#Singing in the Rain

目が死んだまま、笑顔だけ作って歌ってブロックを壊していくのが気味が悪い。

何考えているか分からない感じ。目は死んでるけど、黒目が大きいから照明が反射して目に光が入ってる。でもそれはただ単に光が黒目に反射してるだけで生命力がない感じが誠也くんの演技力の高さを見せられた感じ。前に風間くんがテレビで一瞬で目から光を消した表情を作るのを見たことがあるけどそれを思い出した。

大きな黒目に反射する光が不気味さを加速させてる気がしてそれも良かった。

 

#ぼくのまち

一つ前のフラッシュフィクションでぶちまけられたブロックは、建設反対派の抗議で投げられたゴミとかを表してる?三城平はそれを無感情で拾ってるのを見ると、抗議とかに慣れてそう。建設現場の人っていうよりは建設する会社や請け負ってるゼネコンの人役なのかな?新しい施設をどこかで建てるたびにその住民からのクレームがあるから、それを無になって終わるのを待っている感じがする。大晴の感情をゼロにする演技がすごい上手い。普段は大きな目や口をいっぱい動かして大きなリアクションしちゃうのに演技だとこんなにも感情がない状態になれるんだっていう普段とのギャップも良い。いつの間にこんなに演技上手くなってたんだって急に気付かされる。

安藤と高本は歌っているけど、安藤が歌い終わった後に三城平にもしよろしければと帽子を差し出しているから小銭を稼ぎにきたストリートミュージシャンなのでは?

もし自分の街に建ってほしくない建設物ができるとしたら、それを建てる側の人にお金をもらおうとしない気がする。なので2人は抗議を見つけてやってきたただのストリートミュージシャンなのでは?抗議してる街の住民が共感してお金くれたらいいなぐらいにしか思ってなさそう。実際は今いる街にどんな施設が建とうが彼らには関係ないんだと思う。

 

#優しい人

公野は優しいんじゃなくて自分が悪者になりたくないだけなんだろうな。榊が告白して、好きじゃなかったけど振るのも可哀想とか自分が悪く見えるなと思って付き合ってたんだろうね。きっとこのカップルにとって初めての誕生日かイベントだったんじゃないかな?だから榊は嬉しくて早いタイミングでもうプレゼントを買ってたのでは?でも、他の子に告白されてその子の方がいいなって思った公野はプレゼントもらったあとは別れにくいから早めに切り出そうとした。全然優しくないよね。

でも榊はそれもわかった上で、好きだった人と少しの間でも恋人になれたのが嬉しかったから最後に「優しくしてくれてありがとう」って言ったのかな?

 

愛の酷薄も冬服だったけど、今回も冬服。何で振られる話はいつも冬の設定なんだろう?これは福谷さんの別れのイメージが冬なのかな?

 

#愛のドキドキ 100億万回レース

小さい子は本当にそのまま死んじゃいそうな危うさもあるよね。

でも長生きするためにドキドキしない方を選ぶなら、早く死んでもドキドキしたいは純粋な幼稚園児からハッとする学びな気がする。ただ生活するために好きでもない仕事をして生きがいとかなく長生きするぐらいなら、リスク負ったり生活が多少苦しくてもドキドキするというかやりがいのあることをしながら生きた方が幸せなのかなって思わされた。

それでいくとAぇ! groupを応援したりとかは私の普段の生活に"ドキドキ"を与えてくれてるなって思った。

 

稽古場

晶哉の「これが限界?」って聞かれた時に「まだできます。」っていうの良かった。グレショー1作目の時にフリーでのバンドセッションは難しいと思うとマネージャーさんに言われた時に食い下がった正門くんを見た時と同じ感じ。彼らはきっと何度も裏で悩んだり解決策が見出せない時でもとりあえず「できます」って言って、本番までに仕上げてきたんだろうな。ドラムができないのに大倉くんに聞かれてできますって言ってバンドトリオに入った晶哉と今回できますって答えた晶哉は同じだなと。そうやってまた新しい扉を開いて行くんだなってなんか感動した。

晶哉に限らず何度もグレショーでは正解が分からない中1ヶ月以内に自分で何かしらの突破口を見つけて本番に合わせてきた姿を各メンバー見てきたけど本当に尊敬する。

晶哉は小さい頃からお芝居をしてきて真面目に取り組んできたからこそ、爆発して暴走少年になるバラエティの時の晶哉とお芝居する晶哉は別だったのかな?でも今回の舞台をきっかけにバラエティで得たものもお芝居に生かせるようになったのでは?

ニノは手品にハマって、トリックでワッと驚かすのと演技を結びつけてたけどそれを思い出した。ブラックペアンの裏側で丸いものを急に四角にしたりするのが好きって言ってて、それは手品で見てる側の気を逸らしてる時に仕込んでおいてトリックでわっと驚かせるのと同じなんだと思う。だから髙橋海斗くんに演技について相談されたときにマジックの本を渡してたんだよね。それみたいにバラエティで突拍子もないことをしたり、度胸のある立ち振る舞いが演技にも繋げられるようになったら晶哉の演技はもっと広がりそう。