晴れ舞台はいつも雨

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THE GREATEST SHOW-NEN第12回公演【大暴力】考察+感想 《第3弾》

2022年5月14日(土) 放送の「大暴力」の感想や考察第3弾です。

もう今週で終わっちゃうのかな?今回もギリギリに先週の感想まとめました。

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オープニングシーン

榊は振られたりしたことなさそう。ある程度人気者だったり、周りからちやほやされて生きてきたんだろうなって思う。だから愛の酷薄のセリフが理解できないし、ナットが表では榊に対していい顔するのもわかる気がする。

ナットの「マジで興味ない」はやばすぎた。すごくリアル。本人がいる前では相手に興味あるというか仲良いふりしてる方が自分の立ち位置が楽になるからそういう振りしてるんだなって感じ。ナットと高本はそういうタイプなんだと思う。

僕気をつけてますよねってナットにいう高本も、否定しないナットもお互いの事なんてどっちでも良くて味方ポジションの人がいた方がいいから、お互い自分のメリットのためにお互いを肯定してあげてる感じ。

三城平は沸点が低いけど、このアイドルグループでどうにかやっていこうと思っていそう。三城平がいるからこのグループはまだグループとして活動できてるんじゃないかな?最初の週も思ったけどやっぱり何でこの6人はアイドルグループとして活動してるんだろう?6人で成し遂げたいこととか夢や目標はあるのかな?

グレショーの稽古シーンで誰かが悩んだりした時に手を差し伸べたり、解決するまでゆっくり待ってあげたりそれぞれの仕方でサポートし合ってるAぇを見てると、彼らが演じてるあのアイドルグループはメンバーや持ち歌は同じでもAぇではないんだなってすごく思う。大暴力の中のグループは他のメンバーがつまづいても手を差し伸べることはしなさそう。

 

#Singing in the Rain

目が死んだまま、笑顔だけ作って歌ってブロックを壊していくのが気味が悪い。

何考えているか分からない感じ。目は死んでるけど、黒目が大きいから照明が反射して目に光が入ってる。でもそれはただ単に光が黒目に反射してるだけで生命力がない感じが誠也くんの演技力の高さを見せられた感じ。前に風間くんがテレビで一瞬で目から光を消した表情を作るのを見たことがあるけどそれを思い出した。

大きな黒目に反射する光が不気味さを加速させてる気がしてそれも良かった。

 

#ぼくのまち

一つ前のフラッシュフィクションでぶちまけられたブロックは、建設反対派の抗議で投げられたゴミとかを表してる?三城平はそれを無感情で拾ってるのを見ると、抗議とかに慣れてそう。建設現場の人っていうよりは建設する会社や請け負ってるゼネコンの人役なのかな?新しい施設をどこかで建てるたびにその住民からのクレームがあるから、それを無になって終わるのを待っている感じがする。大晴の感情をゼロにする演技がすごい上手い。普段は大きな目や口をいっぱい動かして大きなリアクションしちゃうのに演技だとこんなにも感情がない状態になれるんだっていう普段とのギャップも良い。いつの間にこんなに演技上手くなってたんだって急に気付かされる。

安藤と高本は歌っているけど、安藤が歌い終わった後に三城平にもしよろしければと帽子を差し出しているから小銭を稼ぎにきたストリートミュージシャンなのでは?

もし自分の街に建ってほしくない建設物ができるとしたら、それを建てる側の人にお金をもらおうとしない気がする。なので2人は抗議を見つけてやってきたただのストリートミュージシャンなのでは?抗議してる街の住民が共感してお金くれたらいいなぐらいにしか思ってなさそう。実際は今いる街にどんな施設が建とうが彼らには関係ないんだと思う。

 

#優しい人

公野は優しいんじゃなくて自分が悪者になりたくないだけなんだろうな。榊が告白して、好きじゃなかったけど振るのも可哀想とか自分が悪く見えるなと思って付き合ってたんだろうね。きっとこのカップルにとって初めての誕生日かイベントだったんじゃないかな?だから榊は嬉しくて早いタイミングでもうプレゼントを買ってたのでは?でも、他の子に告白されてその子の方がいいなって思った公野はプレゼントもらったあとは別れにくいから早めに切り出そうとした。全然優しくないよね。

でも榊はそれもわかった上で、好きだった人と少しの間でも恋人になれたのが嬉しかったから最後に「優しくしてくれてありがとう」って言ったのかな?

 

愛の酷薄も冬服だったけど、今回も冬服。何で振られる話はいつも冬の設定なんだろう?これは福谷さんの別れのイメージが冬なのかな?

 

#愛のドキドキ 100億万回レース

小さい子は本当にそのまま死んじゃいそうな危うさもあるよね。

でも長生きするためにドキドキしない方を選ぶなら、早く死んでもドキドキしたいは純粋な幼稚園児からハッとする学びな気がする。ただ生活するために好きでもない仕事をして生きがいとかなく長生きするぐらいなら、リスク負ったり生活が多少苦しくてもドキドキするというかやりがいのあることをしながら生きた方が幸せなのかなって思わされた。

それでいくとAぇ! groupを応援したりとかは私の普段の生活に"ドキドキ"を与えてくれてるなって思った。

 

稽古場

晶哉の「これが限界?」って聞かれた時に「まだできます。」っていうの良かった。グレショー1作目の時にフリーでのバンドセッションは難しいと思うとマネージャーさんに言われた時に食い下がった正門くんを見た時と同じ感じ。彼らはきっと何度も裏で悩んだり解決策が見出せない時でもとりあえず「できます」って言って、本番までに仕上げてきたんだろうな。ドラムができないのに大倉くんに聞かれてできますって言ってバンドトリオに入った晶哉と今回できますって答えた晶哉は同じだなと。そうやってまた新しい扉を開いて行くんだなってなんか感動した。

晶哉に限らず何度もグレショーでは正解が分からない中1ヶ月以内に自分で何かしらの突破口を見つけて本番に合わせてきた姿を各メンバー見てきたけど本当に尊敬する。

晶哉は小さい頃からお芝居をしてきて真面目に取り組んできたからこそ、爆発して暴走少年になるバラエティの時の晶哉とお芝居する晶哉は別だったのかな?でも今回の舞台をきっかけにバラエティで得たものもお芝居に生かせるようになったのでは?

ニノは手品にハマって、トリックでワッと驚かすのと演技を結びつけてたけどそれを思い出した。ブラックペアンの裏側で丸いものを急に四角にしたりするのが好きって言ってて、それは手品で見てる側の気を逸らしてる時に仕込んでおいてトリックでわっと驚かせるのと同じなんだと思う。だから髙橋海斗くんに演技について相談されたときにマジックの本を渡してたんだよね。それみたいにバラエティで突拍子もないことをしたり、度胸のある立ち振る舞いが演技にも繋げられるようになったら晶哉の演技はもっと広がりそう。

Endless SHOCK Eternal 観劇後の感想

堂本光一プロデュースのSHOCKシリーズ

ついにEternalを観劇した後、そのまま感想を綴ってます

帝国劇場『Endless SHOCK -Eternal-』

前情報は何も入れず初めてSHOCKシリーズの観劇でした。

コウイチ率いるオフブロードウェイのカンパニーがShow must go onの精神でブロードウェイを目指すと言ったざっくりとしたあらすじしか知らずに観劇したので、解釈違いもあるかもしれませんが、一個人の感想なので悪しからず。

今回のeternalはそんなSHOCKから3年後のお話です。

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今回、コウイチのライバル役はショウリでしたが、年齢やキャリアの差から対等のライバルというよりはコウイチの背中を追い続けた若き次世代のスターという印象でした。

それは実世界のジャニーズにおいての堂本光一佐藤勝利の立ち位置にもすごく重なりました。

ジャニーさんから愛され、ジャニーズのエンターテイメントを継ぐものとしての使命を持った2人という印象がとても強く物語に深みが増したなと思いました。

最後の方でショウリが「コウイチは自分が消えていくことを知りながら走り続けた」と言ったセリフがありましたが、これはもう完全に堂本光一佐藤勝利の事にしか思えなかった!

舞台自体めちゃめちゃ運動量が多く年齢なども考えると光一がSHOCKシリーズを演じ続けれる時間はもう少ないのかもしれないと思いました。

また、ジャニーさんから演出やプロデュースを直に学んできた光一のようなジャニーズタレントは当たり前だけどどんどん少なくなっていく。ジャニーさんから教わった者が、ジャニーズイズムを下に引き継ぐようになった。という2つの意味がコウイチは消えていくというセリフに重なりました。

ドリボのプロデュースに関わるようになったり、若いJr.をSHOCKに出したり、次世代のスターになるであろう勝利くんやキタミツをライバルに迎えたのは光一自身が消える前に後輩たちに教えたい事、伝えたい事があったからなのかなと思うと観劇しながらグッときました。

勝利くんは対等のライバルというよりコウイチに必死に食らいついている若きスターのようでした。その関係性がこの引き継ぎたいという想いを私の中では濃くしました。

光一にとっても兄さんであったSMAPの解散、親友の長瀬くんの退所、V6の解散などが続き後輩の嵐も活動停止。カウコンで気付けば自分達の下はNEWSだったり同世代がグループ活動をしていない状態だからこそ、自担じゃないのに出来るだけ長くステージに立ち続ける光一、KinKi Kidsを観ていたいなと思わされました。自担にその背中を見せ続けてほしい。追いかけ続けさせて欲しいと思いました。

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和の美しさ

ジャニーさんはアメリカのショービジネスに影響されていた事は有名。でも、和太鼓だったり和のエンタメを大切にしていました。

私も海外に長く住んでいてブロードウェイだったり、アメリカのショーエンターテイメントはいくつか観たことあります。

でもSHOCKを観て、やっぱり和太鼓はかっこいいなと思いましたね。和太鼓だったり扇子だったり日本のエンターテイメントって本当に日本にしかないというか、唯一無二な美しさと力強さがあって、今回の全体を通してもそれが際立って見えました。ジャニーさんが和のエンタメを大切にした気持ちにすごく共感しました。海外に住んでいたからこそわかる日本文化の美しさを再認識した感覚です。

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演目について

ショウリがメインで歌う演目はコウイチの演目とは違ってもっとロック調?な曲が多くて意外でした。勝利くんがそういう曲をやっている印象が無かったから。でも自分より大人なコウイチに歯向かいながらトップに上り詰めようとしているショウリがロック調な曲をやるのは、ロックが大人や社会への不満などから生まれた文化だから、それがコウイチとショウリに重なる気がして納得もしました。

 

2幕間の最初の曲 Dead or Alive

めちゃくちゃマイケルジャクソンのスリラーっぽい!この振り付け絶対にTravis Payneでしょ!と思ったらやはりそうでした。光一がインスタのストーリーズでTravisの振り付けと書いてました。曲も振り付けも演出もめちゃくちゃマイケルジャクソンオマージュが多かったですね

 

最後の和の演目と殺陣

すごく好きでした。先ほども書いたように和のエンタメって本当に力強く美しく、客席に迫力がビシビシ伝わってきました。

命を削って舞台に立っているなんて表現を聞いたりしますが、殺陣のシーンはまさに命削ってるなと思いました。かっこよくて圧倒されて、1幕が終わっても少し動けないほどには圧倒されました。

SHOCKの名物でもある階段落ちや命綱無しでのフライングは和の部分にワンシーンでしたが、どちらもとても美しく滑らかでした。

以前関ジャムで松潤がライブの演出について、すごい演出をしてもそれを長く見せると、その演出の凄さを見せているだけになってつまらない。面白い演出こそ短くギュッとした方が印象に残ると言っていましたが、階段落ちやフライングが正にそうでした。ギュッとコンパクトだけどインパクトは絶大。そして何より美しい!特にフライング、命綱なしのも傘を持ってのも、どちらもすごく姿勢が綺麗で飛んでいるというより中に舞っていて美しかった。あ、そっか、光一って王子だったなと思わされました。

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観劇後のカフェでスマホでばばーっと書いたのでまとまりもないですがこれが私の感想です。

勝利くんがライバル役のキャストでのeternalが観れてすごく良かったなと思いました。

そしてやっぱり光一はすごいなと。21歳から座長として立ち続けた光一の背中は大きくかっこよく、いつまでも後輩たちにその背中を追い続けさせて欲しいと思いました。

THE GREATEST SHOW-NEN第12回公演【大暴力】考察+感想 《第2弾》

5月7日放送の「大暴力」についての感想+考察

(2回目は見逃し配信期間中に見れなかったです)

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全体

各フラッシュフィクションで描かれている暴力/痛みは感じたことがある人によって解釈が変わるなと当たり前のことに気付かされた気がします。今回の物語は物理的な痛み以外も描いているからこそ、受け手によって感じ方や解釈の仕方がすごく変わる物語だなと今回の放送ですごく感じました。

今回の物語の中の演目によっても自分の中で考察が広がるものもあれば、何も広がらないものもあって、そこが面白いなと思いました。考察や解釈が広がるか否かは単純に私自身が経験したことある、見たことのある痛みの種類かどうかの違いなのかなと思いました。経験したことない痛みを描かれても自分の引き出しに無いので理解が追いつかないというか、「ふーんそういう痛みもあるのか」だけで止まってしまうようなものもありました。

 

#理想と現実と現実

少女漫画のような出会いだったり、好きな子を体を張って守るなどのシチュエーションを妄想したことって誰もがあるけど、現実は出会い頭でぶつかったりしないし、大切な人をかっこよく守ることなんて出来ない。という流れの演目。

最後の「どこ見て歩いてんだよ・・・バカ」のセリフ、あれも理想に近いような気がしました。目の前で好きな子が轢かれてしまったらあんなに静かに言葉なんて発せない気がする。もっとパニックになるか言葉にならない叫びが出るのでは?と思いました。

結局は本当にそのシチュエーションになってみないとわからないから、現実だったらこうだろうなというシチュエーションを描いても(最後の現実シーン)それは現実ではなく現実っぽく描いたフィクションでしかないのかもしれない。

 

#例の武道会

こじけんのドラゴンボール愛がすごく詰まっていて、演出考えているのがすごく楽しそうだった。笑劇だったり今回の例の武道会だったり、自分の描きたい世界観を楽しく形にできる機会がある事がすごく1ファンとして嬉しかった演目でした。

 

#愛の酷薄

榊は高本の気持ちに気づいてたけど、友達としては一緒にいて居心地の良い相手だったんだろうな。だからこそ出来るだけ告白されないようにしてたんだろうけど、この2人この後は今まで通りの友情関係は続かない気がする。

正門くんの汗っかきな体質が良く作用した演目だった気もする。高本の緊張があの汗から伝わってくる感じが良かったです。あと最後の表情が切なすぎた。これから友人として一緒に過ごす時間があったとしても高本はあの切ない表情を浮かべてしまって榊もそれに気付いてしまう気がする。それが気まずくてだんだん疎遠になってしまうんじゃ無いかな。榊も告白されたらYESと答えられないからこそ、ずっと告白されるタイミングを作らないようにしてたんだろうな。

この演目は高本と榊みたいに仲のいい友人同士だったけど片方が告白して振られるというシチュエーションになったことのある人の方がこの演目の痛みをより感じる気がしました。この演目見たら、仲のいい友人に片想いしてても告白するの断念しちゃいそう。

 

#メキシカンスタンドオフinドラッグストア

大晴と晶哉の演技すごく良かった。三城平は沸点が低い、割と切れやすいタイプなのかもしれないけど、安藤も結構やばいヤツな気がする。安藤の方が爆発した時に怖い気がする。録音止めた後に三城平に暴力を振るうところ、パンチやキックとかではなく三城平の上に乗るというダメージの与え方が不器用というか喧嘩とかあんまりしたことない人の感じが切れた時にやばそうな印象を与えるなと思いました。普段は大人しくて三城平だったりからのストレスを溜め込むけど、本人に面と向かって文句だったり抗議はできないから録音して第三者(警察や労働基準や弁護士)に代わりに対峙してもらおうとしてたのかも。破損報告も三城平に直接当たれないから物に当たったのか、物を壊して三城平に迷惑をかけてやろうと故意的に破損させたのかも。

三城平は本当にお前クズだなって言ってる時にポケットに手を入れてるから、そのタイミングで録音をONにしたんだろうけど、三城平はこのタイミングで安藤が切れるというか録音という手段を使ってくることを読んでたのかな?安藤に踏まれたのもわざとだと思う。自分にとって有利な音声を取るためにわざと踏まれて被害者を演じたのかな。

 

#幸福宣言

なんで降伏を幸福にしたのかが分からなかった。幸せを願いたいから?

ただ、この演目を見て高校時代を思い出した。部活とか女子だけのグループはトラブルが起きがち。一番しんどいのって割と仲裁に入る子だなというのを思い出しました。あっちからもこっちからも文句を聞いたりしてしんどいのがふた方から銃撃を受けてるあのシチュエーションに似てるなと。

THE GREATEST SHOW-NEN第12回公演【大暴力】考察+感想

お馴染み、グレショーの感想や考察

今回は2022年4月23日から放送開始の第12回公演【大暴力】の考察や感想について書き留めます。www.asahi.co.jp

 

#プリンと暴力

安藤(佐野晶哉)とナット(草間リチャード敬太)が演じる

同性カップルのある日のやり取り

「正式にDVすればいいじゃん」のセリフがとても印象的でした。

ドメスティックの関係性になれないから、DVという状況さえも

憧れになってしまう程、同性カップルには一緒に生きにくい世の中なのか…と。

DV=家庭内暴力だから、同性カップルだと家庭内という定義に当てはまらないね

っていう会話を過去にしたことがあるのかな?

ただ、気付いてないだけで彼らの間でもDVは成立してしまう。

そんな風に気付いてないだけで実は彼らも一緒に暮らしやすい世の中になっていたってなってくれたらいいな。

ただ、何となくお互いへの愛が重いと言うか互いに依存してそうなドロっとした愛情関係を感じた。

いつか本当にDVしちゃうのではという不安も感じました。

 

#銃撃

高本(正門良規)と公野(小島健)が演じるワンシーン

ここも同棲してる同性カップル?パジャマ姿なので

夜寝る前に公野がスマホを見てた一コマなのかも。

暴力的なニュースをエンタメのように消費していると人物A(公野)に言う人物B(高本)

人物Bはそう言うのやめた方がいいと言いながらも、殴りたいと暴力的な衝動に駆られてAにパンチする(軽く)

Bってもしかして暴力的な環境で育ったのかな?

だからこそ暴力は嫌いなのに、気持ちがカーッとなると殴りたくなってしまう。

つまり自分が嫌いなはずの暴力という手段を取りたくなってしまう自分を

抑えられないのかな?だからこそ、暴力的なニュースなどを見るのが嫌なのかも。

AもBが暴力的な環境で育ったことを知ってる?

だから、「もうそれ暴力になってるよ」と教えてあげてるような気がした。

 

Aぇ! group

全体を通してフラッシュフィクションの舞台を不仲なアイドルグループが練習している風景と言う舞台。

この舞台のアイドルグループを見ると、

Aぇ!が今のメンバーで今の関係性で良かったってすごく思う。

誠也くんのananの発売タイミングも重なってるのもあるかもしれない。

ananで誠也くんが自分の年齢のことやメンバーについて話してたインタビューはじめ、

色んなところでAぇはお互いちゃんと話し合って常に同じ目線で居れるように

すり合わせをしっかりするグループだなという印象をうける。

でも舞台のグループはメンバー内でのグループに対しての温度差が激しいな。

大晴演じる三城平は真面目にリハしてたり、スタッフとのやり取りを担当している。

アイドルとしてこのグループ(≠このメンバー?)で頑張りたいと思ってそう。

だからゆるっとリハしてるメンバーにイラつくし、スタッフとのやり取りも

多分自分で率先してやってるからやり取りについて注文つけてくる榊に噛み付いたのかな?

榊とは元々性格合わないのかここ最近ずっとイライラしてたのか、

今回のシーンではちょっと沸点が低いなと思った。

あと、大晴が誠也くんにイラつくシーンで、

男塾で冬キャンプの時にサボったり1人ベンチコート着たりしてた誠也くんにキレてた大晴思い出した。

多分Aぇの中でも他のメンバーがサボったりやる気の温度が違った時に

面と向かって感情的にキレるのは大晴だろうなって思う。

誠也くんもイラッとは来るだろうけど、かばんを地面に叩きつけるような

物に当たることをメンバーの前ではしなさそうな印象。

舞台上のアイドルグループはみんなそれぞれどんな想いでアイドルを目指して、今活動してるんだろう?

 

全体の感想

舞台の練習が物語ってなんか新鮮

フラッシュフィクションって何?と思ったけど見たらすごく面白かったと同時に

たった数秒のあのワンシーンでここまで色々と各キャラクターの過去や

ワンシーンの前後などを想像させる台本や演技、すごい!

練習でやってたエチュードも面白かった。

グループとしてしっかり関係性があって、

お互いの立ち振る舞いなどをしってるからこそ、

1.2人にだけ気付いてもらえるように自分の設定を出力するのは難しそう。

 

グレショーは毎回演技はもちろん、演出とかも勉強になるけど

今回はプラスで早替えがあるのもありがたい!

以前、ROTでなにわ男子がコロナ禍での初の有観客ライフで

出来るだけたくさん衣装を見せたいけど、間に合わないという壁にぶつかっていた。

関ジャムでは嵐のライブの話の時に国立を半周移動しながら着替えて

次の曲にスタンバイするのは普通できない。

各メンバーのポテンシャルがあるからこそと言っていた。

つまりライブでたくさんの衣装を見せてくれたり、飽きないようにパッと衣装を替えて登場するのは簡単じゃない。

でも早替えってなかなか普段練習とかしなさそうだから今回の舞台での早替えがAぇのライブにも生きてくれたら嬉しいな

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察+感想

2月19日(土)0:45放送回をもってTHE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】が終幕!

ミステリー好きな私にとってすっごく面白い舞台でした!素敵な作品との出会いに感謝です!今回はこの物語全体の考察と感想をまとめてみました。

 

物語がどう進むかの過去の考察はこちら:

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 - 晴れ舞台はいつも雨

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 《第2弾》 - 晴れ舞台はいつも雨

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 《第3弾》 - 晴れ舞台はいつも雨

考察

ジンタはロングコートの男の願望/理想?

「作者は自分より賢いキャラクターを描けない」という言葉をちょうどグレショー見終りのタイムラインで目にした。

この言葉は「知識は執筆しながら調べれば頭に詰め込めるけど、賢い人の思考回路が分からないから自分より賢い人を描けない」という意味と仮定した場合、作者は自分より幸せな人や幸せになる物語の事も描けないという構図も成り立つのでは。そしてHAPPY ENDieという物語そのものがその象徴なのでは?

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作者(ロングコートの男)も本当は幸せな物語が書きたいけど、書けないのかなと最後の苦しそうに「役が勝手に幸せになってるんじゃないよ。俺を置いてさ。・・・こっちはこれからも続くっていうのに。」のセリフを聞いて思った。

何度改稿しても、モトムが話を変えようとループしても、何をしても必ず悲劇を起こすキッカケとなる犯人が1番ロングコートの男と近いのかもしれない。

SNSで見る周りの華やかな生活に翻弄され、何か成し得ようとした形跡が残る部屋。あれは犯人の部屋であり、ロングコートの男の部屋の描写なのかもしれない。

幸せな物語を願っても悲劇しか書けない作者。警官が1番哀れなのは彼(犯人)だと思うと言ったけど、1番哀れなのは作者だと私は思う。

本当は幸せな物語を書きたいけど自分には幸せな終わりを迎えるためにどんな行動を取ればいいか分からず、気付いたらジンタを創り出していた。自分の代わりにジンタにハッピーエンドに連れて行って欲しくて、自分はジンタになりたくて自分と同じ白い腕時計を着けさせる事で俺はジンタなんだと暗示をかけたのかも。

モトムも確かにユウキを救おうとハッピーエンドのために行動するが、それはジンタの殺人依頼という結局は誰かが悲しんでしまう終わりを迎える筋書き。ロングコートの男の思考回路ではどうやってもハッピーエンドを迎えられる筋書きが作れなかった。だから急に主人公を変え、ジンタが創られた。

「初稿を超えよう」と物語と現実世界の間の壁を壊そうとしている時、ジンタや警官のセリフは「初稿を超えよう」なのに対して、モトムは「虚構を超えよう」と言う。ロングコートの男がジンタと対峙した時も「虚構へ帰れ」と言う。モトムは結局ロングコートの男が作り出した虚構の世界から出る事は出来ないし、ロングコートの男の思考回路内でしか行動が出来ない。だからこの2人だけが物語の世界を「虚構」と呼んでいるんだと思う。主人公がモトムからジンタに変わったのはロングコートの男が自分の思考回路内に留まっている主人公(モトム)ではハッピーエンドを書けなくて、だけど書きたくて作家が葛藤したからなんだと思う。

登場人物の名前について

モトムがユウキが死なない結末を求めたからモトムという名前。

ユウキは親友をコンビニで助けた勇敢さからユウキという名前。

と言う考察を過去にしたが、その時どうしてもその理論で行くと名前のある最後の1人、ジンタの名前の由来がわからなかった。だけど、ジンタがロングコートの男の思考回路にハマらない行動を取る登場人物だからこそ、あえて名前に意味がないのかもしれない。と言うよりは、自分を超えて欲しいと願ったからこそ、意味を込めた名前を付けなかったのかもしれない。

そして犯人。ユウキを刺すと言う物語の中で大きな役割があるだけではなく、キャラクターの背景まで書かれているのに名前がないのが疑問だった。もしかしたら犯人の内面が1番ロングコートの男に近いからこそ、作者は名前を付けれなかったんじゃないかな?自分を投影しているから、自分に似ているからこそ名前を付けれなかった。まだ何も成し得れていない自分を投影した、悲劇の引き金を引く登場人物に名前をつけてしまうと自分は自分が作り出した犯人という登場人物以上の人間に現実世界でなれないと怯えたからこそ、ロングコートの男は犯人に名前が付けられなかったんだと思う。

ジンタ達の物語はどう終わるのか

私はロングコートの男はこの物語を書き上げないと思う。正しくは今の彼には書き上げられないんだと思う。だから登場人物達がパントマイム達をペンで刺し、自分たちで物語を乗っ取ったのを現実世界からただただみている事しか出来なかったんだと思う。

いつか現実世界でもロングコートの男が幸せだと感じれる日々が訪れ、モトムやジンタにとってのユウキのような守りたい相手ができない限り、ジンタに託したハッピーエンドは彼には書けない。それを自分でも分かっているからこそ執筆用のPCをジンタに持っていかせたんだと思う。作家にとって自分の物語を生み出す道具を人に簡単に渡すなんてしないと思う。けど今の自分の創作を超えるためにはジンタに託すしかないと思ったのでは?だから奪い返そうともせず、ジンタにPCを持って行かせた。そして自分が望んでいるようなハッピーエンドを書けるようになったら、ジンタ達の物語を終わらせ、ジンタが持っていったPCを自分の手元に戻して新しい物語を書き始めるんだと思う。

感想

とにかく面白かった!今回の作品は連ドラのように1週間たくさん考察する時間がある事で、より楽しめた作品だと思う!せめて私はそのおかげですっごく楽しめた!あーだこーだ考えてはまとめたり、他の方の考察を読んではまた自分でも考察を重ねたりというプロセスと時間がより物語を膨らませてくれた。

そのプロセスを繰り返したからこそ全編見終わった時、上に書いた考察が出来たんだと思う。1本通しで観たら細かい考察ができなかったと思う。もちろん1本通してみたら、その時はその時できっと驚きや別の考察が産まれていてそれはそれで十分に楽しめたとは思うけど。

今回の物語は当て書きで作って下さった台本だけど、本当に役と演者が合っていて、だからこそセリフも説得力があるなと思いました。

ユウキを助けに何度でも行くさと言うシーンやモトムに「ありがとう」と言えるのもこじけんだからだなってすごく思った。特にモトムに自分を殺そうとした事を知った上で心からありがとうって素直に言えてそこに嘘がないのはこじけんだからこそ。

犯人が原稿を見て、何度も殺人を繰り返すのは自分のせいじゃなかったんだ!ほら!って警官達に笑顔で原稿を見せるシーンも大晴のいつもの晴れた太陽のような笑顔があるから、犯人は何度も刺してしまう自分に苦しんでいたんだなってより思えた。

ユウキの何度ももがいて足掻いてまで救いたいと思わせる愛され力は晶哉そのものだった。

誠也くん演じたモトムの感情が爆発するシーンは圧巻だった。愛おしそうな声と顔でユウキと話し、その後ユウキに忘れられてしまう現実を口にして悲しみ、ジンタに怒り、犯人に迫り、切なそうにもう疲れたと弱音を吐くあの感情のローラーコースター。あのシーンで誰もがモトムに寄り添いたくなったんじゃないかな。

リチャくんはSuper Wednesdayの時も言われてたけどやっぱり声がいい!パントマイムシーンのダンスは予想通り視線泥棒でリチャくんにしか目がいかなったけど、それよりも原稿を読み、物語の枠をジンタとモトムと進んでいくシーンでリチャくんの声ってやっぱり魅力的だなって思った。すっと心に届くというか、ただ聞き取りやすいんじゃなくて物語に優しく導いてくれる感じがした。

正門くん演じるロングコートの男の最後のシーン。セリフは少ないのに声に悲しさや弱々しさが感じられて冒頭で書いた考察がガーッと一気に書き進められたのはそれだけあの短いシーンで感じ取れたからだなと思う。影のあるというか哀愁のある役が似合うなってやっぱり思う。ウェットな感じがすごく似合う。

あと、今回からはTwitterでも本編に入りきらない裏側を見せてもらえて、普段どんな雰囲気で稽古してるのかとかスタッフさん達とみんなで一つの舞台を作り上げてるんだなっていうのがより知れて嬉しかった。大晴の個人稽古の時に壱劇屋の方が鏡の前で自主練してる姿や、本番の袖でのスタッフさんと演者のやり取りとか見れた事でAぇ! groupは今、本当にありがたい環境でたくさん成長できてるんだなと嬉しくなった。周りの人たちが本気でAぇ!と向き合って共に創造してくれているこの番組に改めて感謝です!

あとはやっぱり、毎公演そうだけど、Aぇ!も公演毎にどんどん成長しているんだなって稽古部分で今回も感じられた。過去の作品で指摘されていた事が生かされているのを観れるのもこの番組ならではだなと思った。

1番のサンキューで大晴が稽古であまり冒険していないと指摘されていたのが嘘のように今回は最初からフルスロットで振り切って演じてそこから余分な部分を削ぎ落として行ったり、霊霊でのセリフ被せが原稿を読むシーンで応用されていたり、チャーハンさんに各キャラの過去の設定を考えてと言われていたからこそ晶哉がユウキとジンタ、モトムとの関係性に気付けたり。本当に今までの舞台全てが生きているんだなって感じた。

第10回公演もお疲れ様でした!素敵な作品にありがとう!そして第11回公演は久しぶりのコメディ!楽しみです!

 

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 《第3弾》

前回公演の霊霊は最終週で全部がひっくり返ったのに対して、今回のは毎週考察したくなる面白さがあって、通しで見たいのはもちろんだけど、毎週ちょっとずつ見れるからこそ次週までにたくさん考察できて楽しかったです!

そんな第10回公演「HAPPY ENDie」も残りあと1週です!考察しすぎて深読みしすぎてるのでは?とも思いますが今週も懲りずにたくさん考察しました!

 

過去2回の考察はこちら

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 - 晴れ舞台はいつも雨

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 《第2弾》 - 晴れ舞台はいつも雨

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※過去の考察からの引用

今週の謎

・モトムの「幼馴染割りとかないの?」に対して「そういう冗談は良いって」って返してるけど何が冗談なの?恋人同士だけど同性だから周りには言えてないって事?関係を聞かれるといつもモトムは世間体を気にして「幼馴染」って言ってたって事?

・モトムが遠く感じるのは改稿している段階だから?ロングコートの男がちょうどモトムからジンタに主人公を変えようとしているタイミングってこと?

・モトムはそもそも何でキャラ設定が変更されてもその前の記憶(ユウキの親友である自分)を覚えていられるの?ユウキが死んでしまうシナリオを変えようとループする方法を見つけ出せたから?物語の登場人物以上の自我が芽生えてループし始めてからロングコートの男によって設定を変えられたから記憶を持ち越せているって事?

・何故モトムは主人公から来客Aに成り下がったのか。元々はモトムが主人公で書いていたが、モトムにユウキを救いたいという自我が芽生えた事によってロングコートの男が上手く物語を書き進められなくなったから新しい主人公(ジンタ)を創り出した?

・ジンタにお前がいなければ後半も自分がユウキのそばで悲しめたとモトムは訴えるけど、ユウキの死という結末を変えたくてループしてるわけではないって事?それとも何度もループした結果、ユウキが死んでしまうという大筋を変えられないことを悟ったモトムはせめて最初のようにユウキにとって一番近い存在の幼馴染む/親友という関係性に戻ってユウキの死を一番に悲しむ役割に戻りたいと願っているって事?ループを重ねていくうちにいつの間にかその役割がジンタに取られてしまったから?

・犯人が自分もジンタや警官と同じようにコンビニの壁のヒビから別次元に転がり込んだのに、自分が何度も殺人を犯して苦しむのは自分の意志でループしたわけではないから?結末を変えたいという意思を持ってループした人たちだけが全体を把握できてる?

・犯人はロングコートの男の原稿と、別次元でのモトムからの依頼、両方で動いているから苦しんでる?

・タイトルのDieは初稿を越えようとする登場人物達によって書き手のロングコートの男が殺されるってこと?初稿を超える=ロングコートの創造が塗り替えられるってこと?

・何度もゴミ箱から改稿された原稿を拾い上げていたのになんでユウキは自分がこの物語の登場人物ってことに気づかないのか。ユウキが死んでしまった後の物語の中でモトムやジンタに物語の登場人物以上の自我が芽生えたから?ユウキは自我が芽生えることなく物語の中で死んでしまうから、原稿を読んでも気づかない?

・ジンタがロングコートの男と同じ腕時計なのは主人公だから?ジンタ中心で話が回るから?ジンタが創り出される前はモトムが腕時計をしていた?

 

解決した過去の考察

・紙を操り、舞台に出てきた俳優陣を操り物語のスタート位置に配置していたけど、彼は今回の物語の脚本家?

予告の映像も込みで考えて、ロングコートの男が原稿を書いているのは間違いなさそう。

・捨てたのが物語でいう現実世界のコンビニのゴミ箱なのには理由がある?最初は無表情だったのに途中で少し苛立った感じがしたけど脚本家だと仮定して、今ある自分の筋書きに納得していない?

納得していないから何度も改稿を重ねていた。その改稿の過程でモトムは「親友」という設定から「コンビニの来客A」に成り下がってしまった。

・逃れそうになる紙を手を伸ばして床に寝そべってまで捕まえてたけど、自分が作り出した物語が暴走し始めた?別次元が暴走を始める?パントマイム達が筋書きとは別の動きをし始めて犯人の都合の良いように動いてるとか?

物語が暴走を始めたというよりは、物語の登場人物達が改稿しているのに対して、逆走しユウキが刺されない展開を求めて何度もループし始めた。

・ユウキが犯人に直接刺された時だけ時空が歪む(ストロボ現象が起こる)が、ジンタの身体を"通して"刺された時は時空は歪まない。

ロングコートの男の原稿と違う展開になった時にその新しい展開を求めてループした人だけ時空が歪んでいる(ストロボの動き)犯人とユウキの時空が歪まないのは刺すという行為と刺されて死んでしまうという原稿通りの展開になっているから。

・「休むんじゃなかった?」と声をかける時は先週のループの世界での「大丈夫だから」と声かけた時と同じように優しい口調なので、「やっぱり来てしまうんだね、ユウキ」からは声色が変わっている

→モトムも何度もループしてユウキが刺される現実を変えようとしている?ただしその動機はユウキを救いたいジンタのものとは違って、犯人へ依頼した仕事が自分の依頼通りになるように変えようとしている?

最初口調が優しいのは今度こそ自分のことを覚えている展開になったのでは?と期待したから。モトムは実際にループしていた。ジンタと同じくユウキを救いたかったから。

・「俺はそんな言葉が聞きたくなくて、俺は、俺は・・・」俺は何?ここが動機につながる?

・「なぜ、なぜ何度やっても君が死ぬんだ?」のセリフの後に別次元で犯人がジンタに襲い掛かりそれを同じ次元で見てるモトム。モトムが殺すように依頼したのはユウキではなくジンタ?

・別次元で遭遇した時はジンタを刺そうとしているからやっぱり犯人への依頼のターゲットはユウキではなくジンタ?

モトムが依頼してたのはやっぱりジンタの殺人だった。

・先週、ユウキに忘れてないよ、大丈夫だからと言っていた約束は「なぜ何度やっても君が死ぬんだ?」のセリフに繋がる?「君が死なないように僕が過去を変えるよ」と約束してる?なのに中々ユウキが死なない現実にならないから「怒ってる?大丈夫だから」って言った?

大当たり!ユウキが死なない展開になるように原稿を何度も改稿前のもの=過去に戻っていた。

・ジンタとユウキは恋人同士?最初に警官にからは親友だから!と言った時の間は、彼氏というべきか、それとも別の言葉で誤魔化すべきか?って考えた結果少し間が空いて親友だからというワードチョイスにした?

劇中では直接恋人とは言われないけど、晶哉が終演後に大熊さんに確認していた。

 

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 《第2弾》

先週の考察ブログが思いの外長くなってしまったので、2月5日(土)深夜放送分の考察を今回はまとめてみようと思います。

 

前回の考察も気になる方はぜひこちらも!

THE GREATEST SHOW-NEN第10回公演【HAPPY ENDie】考察 - 晴れ舞台はいつも雨

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※先週の考察からの引用

※2月8日追記分

※2月12日追加分

先週の解決した(と思われる)疑問点

・犯人は自分から罪を犯したというより誰かに指示された?別次元でパントマイム達にナイフ、紙、封筒?を渡されていたけど誰かにユウキを刺すように指示された?刺した後壁に身を預ければ逃げれるって言われた?だからわざと壁に寄りかかるようにして別次元に転がり込んだのかな?

・犯人はモトムから依頼されていた。封筒には依頼料が入っていた(10万円)

・別次元への入り口は教えられたのかは分からないが、モトムも何度かループしていると捉えられる言動があったので、逃げる方法も支持されていた可能性はあると思う。

・何故2回目の現実世界で立ち読みを注意されたのはモトムなのに犯人はまた1回目と同じように立ち読みを注意してきた事を動機として口にしたのか?

・犯人がユウキを刺すのは「依頼」と「立ち読みを注意された事への苛立ち」の両方が存在している。立ち読みを注意されていなくても、別次元の世界で立ち読みされて苛立ったから刺した事にしろと依頼があったのでは?だから毎回同じ動機で刺している。

・モトム=求む?何かを求めている象徴?

・犯人への依頼主はモトム。依頼主なのでやはりモトムの名前は「求む」を意味していると捉えて良さそう。

謎のコートの男(正門良規)のセリフ

何事にも終わりがあり、終わりからは逃れないが、

その隣に居たワタシの頭では記憶の海で馬が暴れ出す。

慎ましやかな日々。

学び舎でのきらめき。

共に休んだ休日。

カフェテリアで飲んだコーヒー。

細やかな贈り物。

馬が荒れる度、脳の皮質は波を立てる。

波に飲まれて終わりが続く。

隣に居たワタシは喪失を抱え、終わり続けるのだ。

THE GREATEST SHOW-NEN:HAPPY ENDie.ABCテレビ,2022-02-05.(テレビ番組).

・記憶の海で馬が暴れ出す→海馬→海馬:エピソード記憶等の顕在性記憶の形成に不可欠な皮質部位

・脳の皮質は波を立てる→皮質:大脳・小脳・ 副腎 ふくじん ・腎臓など実質臓器の外層をなす部分

 

終わりがあり、終わりから逃れられない→誰しもが必ず死ぬし、それは避けられないという事?このセリフの「終わり」が「死」を指すとして、誰かの死を隣で見たワタシの記憶が狂い出す?記憶喪失や、現実を受け止めたくなくて自分の中の記憶を勝手に塗り替えてしまったという事?

・モトムとユウキが幼馴染だと別次元で言ったモトム

・現実世界で立ち読みを注意された時のモトムの冷たい表情は幼馴染に向ける表情ではなさそう

・モトムに声を掛けられても誰かわからないユウキ

この3つの点を踏まえて”ワタシ”が

・モトムの場合:誰かの死をきっかけに「ユウキと幼馴染である」という記憶を勝手に作り出した?それか本当に幼馴染なのにユウキが忘れてしまった事への怒り・悲しみがある?

・ユウキの場合:誰かの死を受け入れられなくて「モトムと幼馴染である」という記憶を消してしまった?自分は転勤族だったから幼馴染は居ないと勝手に思い込んでいるから、ジンタもユウキとモトムが幼馴染という事を知らない?

 

それとは別でワタシが犯人の場合:ユウキを最初に刺した時に「俺の人生終わった」と言っていたので、犯人の場合の終わり=殺人を犯す事。つまり罪を犯す事からは逃れられない。終わり続ける=殺人を何度もループで繰り返し続ける?ただ犯人がワタシの場合のロングコートの男のセリフの中間部分が分からない。学生時代ってことかな?カネもヒトもない俺になる前の時代?

 

ロングコートの男が刺す仕草をし、次々と舞台上の人物たちが刺されて行くが、最後の方の「波に飲まれて終わりが続く」のセリフでユウキだけが姿勢を戻し立ち上がった状態になっている。

=終わりが続く→死が続く→何度も刺されるユウキという現状の事を指している?

 

記憶がだんだんと抽象的なものから(慎ましやかな日々)特定の物(細やかな贈り物)になっている?この贈り物がモトムの依頼動機またはループしてしまう現実と何か関係している?


ユウキ(佐野晶哉)

・「なんかもうずっとしんどいんだ」別次元と現実世界の存在をまだ知らないシーンでのこのセリフ 刺される世界線が何度もループしているのは気付いていないけど、脳の中には覚えてないだけで記憶はあるのかも?

・ユウキは別次元と現実世界に気づいていない

 →自分の目の前で警官が別次元へ壁を通り抜けて初めて別次元がある事を知る

・ユウキが犯人に直接刺された時だけ時空が歪む(ストロボ現象が起こる)が、ジンタの身体を"通して"刺された時は時空は歪まない。

モトム(末澤誠也)

・「休むんじゃなかった?」と声をかける時は先週のループの世界での「大丈夫だから」と声かけた時と同じように優しい口調なので、「やっぱり来てしまうんだね、ユウキ」からは声色が変わっている

→モトムも何度もループしてユウキが刺される現実を変えようとしている?ただしその動機はユウキを救いたいジンタのものとは違って、犯人へ依頼した仕事が自分の依頼通りになるように変えようとしている?

・「俺はそんな言葉が聞きたくなくて、俺は、俺は・・・」俺は何?ここが動機につながる?

・「なぜ、なぜ何度やっても君が死ぬんだ?」のセリフの後に別次元で犯人がジンタに襲い掛かりそれを同じ次元で見てるモトム。モトムが殺すように依頼したのはユウキではなくジンタ?

・大丈夫だから、忘れてないよ、あれ怒ってる?はそれぞれ何の事?忘れてないよってモトムとユウキは何か約束をしてた?

・先週、ユウキに忘れてないよ、大丈夫だからと言っていた約束は「なぜ何度やっても君が死ぬんだ?」のセリフに繋がる?「君が死なないように僕が過去を変えるよ」と約束してる?なのに中々ユウキが死なない現実にならないから「怒ってる?大丈夫だから」って言った?

・パントマイム達と一緒に踊っているという事はパントマイム達はモトムの都合のいいように動いてくれている?その場合、先週のこの疑問点が解決する。

パントマイム達が味方したのは犯人ではなく、その先にいる依頼主のモトムの味方をしてくれているという事になる。

・別次元でジンタと警官に捕まった時、パントマイム達が味方(?)してくれたのは何故?犯人の都合の良いように二人を抑え込んだ理由は?

・モトムだけコンビニの壁を通らずに別次元に行っている(ユウキも別次元に行ったことがあるけど記憶がない)

・パントマイム達とのダンスの意味は?

警官(草間リチャード敬太)

・弱過ぎない?勤続3年なのでベテランでは無いにしても弱すぎる気がする。あんまり現場経験がない?ただループを繰り返す度、ジンタは段々とメンタル的にしんどくなっている感じはするが、警官はモチベーションが右肩上がりになって、今度こそは!と奮闘しているように見える。

犯人(福本大晴)

・犯人は薬物中毒?手が震えていたり苦しんでいるのは禁断症状が出てたり幻覚を見てる?吐きそうになったり頭を手でおさえて痛そうにしているのもそれが原因?

・そもそも依頼を受ける理由が不明。上の薬物中毒が本当だとすれば、依頼を受けたのは薬を買うお金欲しさ?

・依頼内容は本当に殺人?さすがに10万円は依頼内容に対しての報酬額が安すぎる気がする

・ロングコートの男のセリフ前までは犯人がジンタを追いかけていたのに、その後のシーンではジンタから逃げるのは何故?

・別次元で遭遇した時はジンタを刺そうとしているからやっぱり犯人への依頼のターゲットはユウキではなくジンタ?

ジンタ(小島健)

・警官に落ち着けと言われた時、「ユウキは親友だから!」と叫ぶが、親友という言葉を出す前に少し間があるのは何故?どういう関係と言えば良いか迷った?本当に親友なら間を空けずに親友という言葉が出てきそうなのにちょっとだけ間があったのが不自然

・ジンタとユウキは恋人同士?最初に警官にからは親友だから!と言った時の間は、彼氏というべきか、それとも別の言葉で誤魔化すべきか?って考えた結果少し間が空いて親友だからというワードチョイスにした?

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他の方の考察も気になるので、よければマシュください!

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